四ヶ伝 和巾点 風炉点前 Shikaden Wakin date

10-5-202

お軸は『和敬清寂』今週も、また新たの生徒さんをお迎えしました。今度は茶道の精神を説いた和敬清寂を掛けました。花は今唯一我が家の庭に咲く『ほととぎす』。
準備は染付、塗蓋の水指、和布と同様の裂地の仕覆に入った中次茶入、和布、黒楽茶碗、中節茶杓。

和布を取るとき右手左手右手左手4回でする扱い方を学びます。中次茶入れの浄め方は二引き、胴拭き、茶を茶碗に入れる時は茶杓で3杓掬った後、茶杓を中次に添えるようにして、さっとあけます。 拝見問答の後、左手で和布とその上にのっている中次をもち、右手3指で茶杓を握り、2指で仕覆の横をもって、中指第一関節の背を中次の蓋の上にあてて持ち帰るのが、興味深い作法です。
初級、中級の生徒さんのお稽古は基本の割り稽古を含む盆点前、小習の内、茶入荘り濃茶点前をしました。

Because we welcomed another new student this week, I hung the scroll with writing “wakeiseijaku” which represents the basic principle of the tea ceremony.I placed the toad lilies, the only blooming flower in my garden, next to the scroll.
We practiced the bondemae in the beginner class and chaire kazari koicha demae in the intermediate class.