4月第3週からお稽古が始まりました。掛軸の色紙は、義母の手による遊び心一杯の書体で『春国樹色』、花は今年初めて我が家の庭で花を咲かせてくれた『木瓜』。水指は日本の先生の持たせてくださった、モダンな模様の清水焼。お茶碗は生徒さん持参の古そうな箱書きの『赤楽』。 From the third week of April, 2022, We started the tea ceremony practice again after my four months’ absence.I hung a scroll with the writing of four kanji letters […]
2年ぶりの日本でのお正月。玄関のお正月飾りは12月30日に済ませ、31日はもっばらお節づくり。娘とおしゃべりしながら料理しました。 It has been two years since I celebrated New Year in Japan. After decorating the front door with the New Year ornaments on December 30th, my daughter and I […]
2021年12月5日 京都でのお茶会をハシゴしました しばらくブログお休みしていましたが、今回日本帰国の第一信をお届けします。2週間の東京での自主隔離を済ませて、12月4日に無事京都に着きました。 Ochakai in Kyoto On December 4th, after two weeks of self-quarantine in Tokyo, I arrived in Kyoto. 翌日の5日には二つのお茶会に参加してきました。一つは東福寺『退耕庵』での月例茶会。席主が利休の時代のお道具を沢山持っていらして、目の保養になりました。私達20名近くの客にその時代のお茶碗でお茶を振る舞ってくださいました。一番新しいもので徳川時代のものですと説明してくださったのには驚きました。私は写しではなく古田織部自身が作った織部焼のお茶碗でいただきました! The next day, I attended two ochakai. The first one […]
12月8日は秋泉棚を使って長緒の点前。長緒の仕覆の中には大海茶入を入れます。大ぶりの大き目の茶入れです。 On December 8th, we practiced nagao string procedure using a shusen shelf. Inside the shifuku pouch, we placed a taikai chaire, a relatively large tea container. 15日は寿棚で重茶碗。通常初釜などで大勢のお客様に濃茶を差し上げる場合、2つの茶碗を重ねて持ち出し、人数分に分けてお茶をお点てする点前ですが、来年の初釜は未だこのお点前は出来そうもありません。 On December […]
10月 最終週 短冊は『喫茶去』、お花は小菊にススキ。お菓子は手作り猪子餅。シナモンと黒ゴマの香りが大好評でした。 I served homemade inoko mochi shaped like a baby boar. This sweet rice cake with cinnamon and black sesame wishes good health and prosperity. Inoko mochi is […]
10月23日 私の生徒さんの一人にWashUの剣道クラブを指導している方がいる関係から、毎年この季節にWashUでお茶のデモンストレーションをしてきましたが、昨年はコロナパンデミックにより、残念ながら実現できませんでした。今年は9月の日本祭の私たちのお茶のデモンストレーションをご覧になったJapan Peer Networkのメンバーの方から、また剣道クラブから、この二つのWasuUの学生のグループの依頼により、私たちのお茶のデモンストレーションが行われました。 Since one of our students is a kendo instructor at Washington University, we used to do tea ceremony demonstrations every year there except last year due […]
10月第2週 上級の生徒さんは茶通箱をお稽古しました。 四ヶ伝とともに習得する茶通箱の点前。お客様に2服の濃茶をお点てするので、時間のかかるお点前です。 準備は黒楽茶碗、中節の茶杓、茶通箱(2種類の茶をいれる)、棚。箱の中に一つは肩衝茶入れを仕覆に入れて、もう一種類のお茶は黒棗に入れて大津袋で包み、背中合わせに入れて棚に飾ります。箱の中にお茶が入っているときは左手から持ち、左手から離れますが、空になったお箱は右手から扱い、右手から離れます。 We practiced satsubako box procedure with the advanced students. It takes a long time to complete this procedure since the host makes two teabowls of thick […]