5月の利休百首 Rikyu Poem
4月から毎月一首ずつ、技術面での教えを説いている句を百首の中から選んで学んでいます。5月は、次の句です。 『湯を汲みて茶碗に入るる其時の 柄杓のねじはひじよりぞする』 これは柄杓の扱い方の教えです。柄杓の柄が、肘から手の平までの下腕部と一体化した時に、お湯の組み方、注ぎ方がコントロール出来ることを説いています。柄杓の合から一筋のお湯が一定の量で静かに茶碗に注がれる時、亭主の技量に感動することがあります。 Since April 2021, we have been reading the poems focused on tea ceremony techniques. The poem this month: Yu o kumite chawan ni iruru sonotoki no hisyaku […]